フォンダンショコラな恋人
「浴衣も可愛い」
「涼真さんがどうしても、と言うので」
「結衣さん」
蓮根が少し離れたところで結衣を呼んでいる。
「あ、ご挨拶かな。ちょっと行ってきますね」
結衣は蓮根の隣で、別の部署の社員に挨拶している。
なんとなく倉橋もその姿を見送っていた。
「宝条さんは、浴衣は着ないのか?」
「え!? あはは、そんな結衣ちゃんみたいに若くて可愛い子ならいいけど私じゃ恥ずかしいです。なに、はしゃいでるんだって言われそうだし」
「似合うと思うがな。僕は見たい」
「もう……何言ってるんですよ……」
「僕は本当のことしか言わない。知ってるだろう」
「困ります。えっと、エレベーターを上がって屋上に行って下さい。飲み物は飲み放題ですので」
顔を赤くした翠咲が、ぐいぐい倉橋をエレベーターの方へ押しやる。
その姿を、結衣が見ていたのには気づいていなかった。
受付も2時間ほどが経過した頃、一緒に受付作業をしていた社員と受付はもういいかな、と翠咲が話をしていると、そこへ結衣がやってきたのだ。
「結衣ちゃん、蓮根先生はいいの?」
「はい。捕まってますから置いてきちゃいました。それより……宝条さん、浴衣着ませんか?」
「涼真さんがどうしても、と言うので」
「結衣さん」
蓮根が少し離れたところで結衣を呼んでいる。
「あ、ご挨拶かな。ちょっと行ってきますね」
結衣は蓮根の隣で、別の部署の社員に挨拶している。
なんとなく倉橋もその姿を見送っていた。
「宝条さんは、浴衣は着ないのか?」
「え!? あはは、そんな結衣ちゃんみたいに若くて可愛い子ならいいけど私じゃ恥ずかしいです。なに、はしゃいでるんだって言われそうだし」
「似合うと思うがな。僕は見たい」
「もう……何言ってるんですよ……」
「僕は本当のことしか言わない。知ってるだろう」
「困ります。えっと、エレベーターを上がって屋上に行って下さい。飲み物は飲み放題ですので」
顔を赤くした翠咲が、ぐいぐい倉橋をエレベーターの方へ押しやる。
その姿を、結衣が見ていたのには気づいていなかった。
受付も2時間ほどが経過した頃、一緒に受付作業をしていた社員と受付はもういいかな、と翠咲が話をしていると、そこへ結衣がやってきたのだ。
「結衣ちゃん、蓮根先生はいいの?」
「はい。捕まってますから置いてきちゃいました。それより……宝条さん、浴衣着ませんか?」