【短】お前が誰のものか分からせてやるよ。
子供みたいな質問をしてしまったらふふっと笑われてしまった。
「しないならどうするんだよ。ゲームでもするか?」
唐突な、皮肉の混じった問いについ笑ってしまう。
「私はゲームでもいいけど」
「本当にそう思ってる?」
「おっ、思ってるよ!」
まさか聞き返されるとは思わなくて動揺したら、瑠衣がにっと笑う。
目を細めたのがあんまり綺麗で、気づいたら見とれていた。見とれている場合じゃないのに。
「へえ」
相槌というには甘くて、微かな艶を滲ませた声。
あっと思った時にはもう、大きな手が腰から脇腹をゆっくりなぞってその上のふくらみに触れている。
「残念。もう遅い」
「あ……っ!」
「こんなになっているのに我慢できねぇよ」
瑠衣が言ってるのはきっと……私の腿に押し当てられている硬いもののこと。まだ洋服ごしのはずなのに、こんなにはっきり分かるんだね。
でも、昂ぶっているのは瑠衣だけじゃない。
私も上ずった息が唇から、洩れてしまう。
彼の呟きを聞き返す暇もないまま、胸をすっぽり包んでいる指に甘く力がこもり、優しく揉みしだかれる。
私は横を向いて、目を閉じた。
気持ちよくなんてないはずなのに。ごつごつとした掌がふくらみ全体をこねるように触れて、ついでだと言わんばかりに先端の色づいたところを指先で転がされ、どうしようもないまま甘ったるい声が洩れた。
「っ…う…んんっ……」
「ここ、気持ちいいんだ?」
わざわざ聞かなくても、気持ちいいに決まってるよ。本当に意地悪だよね。
せめてもの抵抗として、涙目になりながら首を横に振る。
「知…らない……あっ……!」
「じゃ、月乃はどうされるのが好き? こうやって、転がされるのがいい?」
「やっ…それ……んんっ、だめ……あっ…!」
「その反応はだめじゃないだろ。ほら……どんどん固くなってきた」