【短】お前が誰のものか分からせてやるよ。
……な、なにこれ。挿れられるのは初めてじゃない。でも、こういう感じだったかって聞かれるとよく分からない。
正直言ってものすごくきつくて、体が竦みあがっている。
よっぽど強張っていたらしい。瑠衣が息だけで笑って、力を抜いてと囁いた。
「うん……っ」
「痛い?」
「んっ…くるしくて……」
「なら……少しほぐしてみるか」
瑠衣が腰をゆるく動かすと、もうすっかり奥まで繋がっていて、それなのに今まで誰にも触れられたことのない奥まったところを内側からぎゅうぎゅうと擦られる。火花の散るような刺激に、声を止められない。
「ふぁ…!ああ……待って…!!」
のけぞった背中とシーツの隙間に彼の腕がするりと通って、私を抱きしめる。
もうどんなにもがいても、ここから逃げられない。
さっきベッドから出さないって言ってたのって、こういうことだったのかな。
「待たない」
「な……あっ、んっ!やだ……!」
「ずっとこうしたかったんだ」
瑠衣に繰り返し突き上げられる。
さっきまでさんざん焦らされていたせいであっけなく、達してしまった。息が苦しくて、はあはあと喘ぎながら見上げると、私を抱く人は涼しい顔のままだ。
今いかせたのなんてまだまだ序の口だよって表情にも見える。
これから、どうなっちゃうんだろう。
甘ったるい不安にぞくぞくと震えて、そこをまた責め立てられる。
「ひゃっ……んあっ!や、やだ!ああっ!るい、るい…!」
「蕩けた声で名前呼ばれても逆効果なの知ってる?」
「そんなの……知らな……!」
瑠衣が何を言っているのか、イきそうになっている頭だとよく理解できない。
「欲情した声で、もっと名前呼べよ」
笑って私にキスをしてから、言い含めるような口調で囁かれてまた突き上げられる。
がんがんって音が聞こえてきそうなぐらい強くて激しい。
またイかされながら、必死に瑠衣の首筋にしがみついた。