【短】お前が誰のものか分からせてやるよ。


今日が休みでよかった。腰が痛くて仕事どころじゃないからね。


「瑠衣、午後から出勤しないといけないんでしょ?起きて準備しなきゃ」


「うわ、行きたくねー。せっかく両想いになれたんだから、今日くらいサボって一日中イチャついて過ごしても許されると思うんだけどな」


「店長がサボるなんて言っちゃダメ。私だってできるなら一緒にいたいよ……」

瑠衣に甘えるように擦り寄ると、だるそうにしていたのが一気に上機嫌になった。分かりやすい。


「ほんと可愛いなお前。本当は家を出たくないけど、仕方ない。軽く何か食べてから出るか。遅くならないうちに帰るから、いい子で待ってろよ」


「……んっ!」


すぐに貪るようなキスをされて、美味しそうに舌を甘噛みされているうちに、じわじわと抵抗する力を奪われていく。

なんとか彼の顔の前に手を差し入れて、理性を溶かす甘い愛撫から逃れた。



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