挑発のライン・アイドル育成計画とは(恋する瞑王シリーズ3)
<冥府の王宮・3>

神蔵は(つの)効果で舞い上がっていた。
冥府は極楽・・
即興で、一曲はできてしまうくらいの勢いだが・・

「明日10時に、面会を設定しましたので、
準備をお願いいたします」

レナはまた微笑んで
「神蔵様、今夜の宿泊はどうなさいますか?」
「ああ、ええと・・・これから探します」

レナは神蔵の太ももに手をやった。
「よければ、夕食をご一緒にいかがですか?
うちにお泊りいただいてもいいですし」

レナちゃんは肉食だった・・・
グイグイくるし・・

神蔵は冥界初体験で、頭がぼーっとしている。
こんな体験・・
天界ではできっこない。

レナとの一夜は・・
天国だったのはいうまでもない。

瞑王の事なんか、神蔵の頭から
ぶっ飛んでいた。

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