愛するあなたへ〜blue roseを私にください
こんなことで大丈夫なのかな、私。
昨日と全然変らない。
「春花」
ここは、どういう風に伝えたらいいんだろう。
「春花!」
「は、はい」
翔さんに声を掛けられているのに気づかないくらい集中していた。
翔さんが私の横に座って、抱きついてきた。
「す、すみません、翔さん、私、余裕なくて、プレゼン終わるまでは、そんな気持ちになれないんです」
「わかってるよ。でも、今の春花じゃ、いいプレゼンできないよ」
そう言って、私を翔さんの膝の上に抱きかかえ、頬を撫でる。
「力入りすぎ」
翔さんは私を抱き寄せて、頭を撫でてくれた。
緊張していた体から力が抜け、翔さんの温もりを感じたく、翔さんに抱きついた。
翔さんが私の背中を、子供をあやすようにトントンと叩いてくれる。
「緊張するのは十分に分かってる。でも、結果より、楽しんで欲しいんだ。俺が見ている世界を春花にも味わって欲しい。聞いてる人が、わくわくした未来が想像できるように伝えるんだよ。結果はその次のことさ」
「うん」
「俺が何故、羽瀬から離れたか言っただろ?その思いの強さは、春花が一番理解できているはずだ。言葉だけではなく、もう春花自身に備わってるんだよ」
「うん」
「だから、安心して、自分を信じて」
翔さんは私の背中をさすり、私の不安を一緒に感じてくれた。
しばらくして私は気持ちが落ち着き、翔さんから手を離して目を見つめた。
昨日と全然変らない。
「春花」
ここは、どういう風に伝えたらいいんだろう。
「春花!」
「は、はい」
翔さんに声を掛けられているのに気づかないくらい集中していた。
翔さんが私の横に座って、抱きついてきた。
「す、すみません、翔さん、私、余裕なくて、プレゼン終わるまでは、そんな気持ちになれないんです」
「わかってるよ。でも、今の春花じゃ、いいプレゼンできないよ」
そう言って、私を翔さんの膝の上に抱きかかえ、頬を撫でる。
「力入りすぎ」
翔さんは私を抱き寄せて、頭を撫でてくれた。
緊張していた体から力が抜け、翔さんの温もりを感じたく、翔さんに抱きついた。
翔さんが私の背中を、子供をあやすようにトントンと叩いてくれる。
「緊張するのは十分に分かってる。でも、結果より、楽しんで欲しいんだ。俺が見ている世界を春花にも味わって欲しい。聞いてる人が、わくわくした未来が想像できるように伝えるんだよ。結果はその次のことさ」
「うん」
「俺が何故、羽瀬から離れたか言っただろ?その思いの強さは、春花が一番理解できているはずだ。言葉だけではなく、もう春花自身に備わってるんだよ」
「うん」
「だから、安心して、自分を信じて」
翔さんは私の背中をさすり、私の不安を一緒に感じてくれた。
しばらくして私は気持ちが落ち着き、翔さんから手を離して目を見つめた。