愛するあなたへ〜blue roseを私にください
「じゃあ、どんな質問しても答えられるような資料にやり直して、また相談に来なさい」
それで会議は終了した。
翌日、小道さんから退職の申し出があったと、佐野さんから小道さんの退職届を受け取った。
それから数日後、給茶室の近くに来た時、女性2人の話声が聞こえた。
「この声、日比野さんか。もう1人は・・・小道さんか?」
小道さんが俺の話をしているのが分かった。
「まぁ、腹を立ててるんだろう」
後にしようと戻ろうとした時、日比野さんの声が聞こえた。
「社長は、翔羽の考え方を知って欲しくて、きつく言ったかもしれないですよ」
日比野さんが珍しい。
声に怒りを感じる。
俺のために、怒っているのか・・・
話を聞いていると、日比野さんの言葉が胸に響いた。
自分の思いなんて、入社して早々の人に分かるはずもない。
そう思っていた。
一緒に仕事することも多いけど、理解して貰えて嬉しかった。
そして彼女の言葉
「それに同じ女性として、社長に気に掛けて欲しいと思う気持ちは凄くわかります」
今までにそんな風な素振りは、一切見せてない。
今までは、そんな気持ちがあるなら、秘書の仕事はもう頼まないと思っただろう。
でも何故か、彼女にはもっと頼みたい。
自分の気持ちの変化に驚きを感じつつも、2人の会話が終わりそうだったから、その場から立ち去った。
社長室に戻りデスクに向かっていると、日比野さんが書類を持って来た。
それで会議は終了した。
翌日、小道さんから退職の申し出があったと、佐野さんから小道さんの退職届を受け取った。
それから数日後、給茶室の近くに来た時、女性2人の話声が聞こえた。
「この声、日比野さんか。もう1人は・・・小道さんか?」
小道さんが俺の話をしているのが分かった。
「まぁ、腹を立ててるんだろう」
後にしようと戻ろうとした時、日比野さんの声が聞こえた。
「社長は、翔羽の考え方を知って欲しくて、きつく言ったかもしれないですよ」
日比野さんが珍しい。
声に怒りを感じる。
俺のために、怒っているのか・・・
話を聞いていると、日比野さんの言葉が胸に響いた。
自分の思いなんて、入社して早々の人に分かるはずもない。
そう思っていた。
一緒に仕事することも多いけど、理解して貰えて嬉しかった。
そして彼女の言葉
「それに同じ女性として、社長に気に掛けて欲しいと思う気持ちは凄くわかります」
今までにそんな風な素振りは、一切見せてない。
今までは、そんな気持ちがあるなら、秘書の仕事はもう頼まないと思っただろう。
でも何故か、彼女にはもっと頼みたい。
自分の気持ちの変化に驚きを感じつつも、2人の会話が終わりそうだったから、その場から立ち去った。
社長室に戻りデスクに向かっていると、日比野さんが書類を持って来た。