【完結】不倫夫との離婚計画〜3ヶ月後に離婚します〜
「……はい。わたしで、良ければ」
「え……。本当に?」
「はい。 こんなわたしですけど……よろしくお願いします」
陽花からそう返事をもらった時は、とても嬉しかった。 すごく嬉しくて、仕方なかった。
そんなこんなで交際してニヶ月。まだニヶ月しか経ってないし、結婚なんて早いかなとも思ったけど、俺はついに陽花との結婚を決めた。
「陽花、こっち」
「下條さん、お待たせしてすいません」
「いや、俺も今来た所だから」
その時が近付いて行くたびに、緊張が増していく。 鼓動がドクドクと鳴り出して、やたらうるさくなる。
「陽花、今日は陽花に大事な話があるんだ」
「はい」
夜景が見えるキレイな場所に陽花と共に到着した俺は、いきなりもうプロポーズすることにした。
コートのポケットの中には、指輪が入っている。それを出して、陽花にプロポーズするんだ。
「あのさ、陽花……」
「はい」
陽花の目を見つめるだけで、鼓動が早くなる。ドクドクとうるさくて、緊張してしまう。
「……下條さん?」
「は、陽花……あのさっ」
「はい」
深呼吸してから指輪を取り出そうとしたその時……。
ポケットからまさかの箱が落ちてしまった。