エリート弁護士との艶めく一夜に愛の結晶を宿しました
高校二年生の冬休み、間宮家が家族そろって我が家に挨拶に来た。珍しくアメリカのロースクールに留学中の稀一くんが一時帰国していて久しぶりに彼に会えたことに胸を躍らせる。
けれど彼は彼のお父さんと一緒に私の父と盛り上がっていて、まだ元気だった母は稀一くんのお母さんと楽しそうに会話している。
疎外感とでもいうのか、妙な居心地の悪さを感じてしまい私はそっと自室に戻った。
昔から憧れのお兄さんのような存在の稀一くんは、ますます素敵な男性になって私の手の届かない存在になっていた。
昔に比べると会う回数も減ってしまい、彼が留学すると聞いたとき、いい加減この恋心を消そうと決意した。
それなのに彼を前にすると、やっぱり気持ちが溢れそうになる。早くこんな不毛な恋を終わらせたいのに。
部屋を後にする直前、父が稀一くんに恋人の有無を尋ねていた。彼の回答を直接聞くのが怖くて逃げたい気持ちもあった。
大きくため息をついて机に向かう。すると部屋にノック音が響き、私は驚きで背筋を正した。返事をすると予想外の人物が顔を出す。
『久しぶり、ひな』
『稀一くん……』
一瞬、目を疑ったがすぐに立ち上がり、稀一くんを部屋に招き入れる。心拍数があきらかに上昇するのを顔には出さないよう必死に平静を装う。
『ど、どうしたの? あっちはいいの?』
『いいよ。四人で盛り上がりだしたから……邪魔だったか?』
最後の問いかけに私は大きく首を横に振った
『ううん。こうやって稀一くんと話せるの、嬉しいよ』
私が座っていた勉強用の椅子を彼に譲り、私はベッドに腰を下ろして彼と向き合う。
けれど彼は彼のお父さんと一緒に私の父と盛り上がっていて、まだ元気だった母は稀一くんのお母さんと楽しそうに会話している。
疎外感とでもいうのか、妙な居心地の悪さを感じてしまい私はそっと自室に戻った。
昔から憧れのお兄さんのような存在の稀一くんは、ますます素敵な男性になって私の手の届かない存在になっていた。
昔に比べると会う回数も減ってしまい、彼が留学すると聞いたとき、いい加減この恋心を消そうと決意した。
それなのに彼を前にすると、やっぱり気持ちが溢れそうになる。早くこんな不毛な恋を終わらせたいのに。
部屋を後にする直前、父が稀一くんに恋人の有無を尋ねていた。彼の回答を直接聞くのが怖くて逃げたい気持ちもあった。
大きくため息をついて机に向かう。すると部屋にノック音が響き、私は驚きで背筋を正した。返事をすると予想外の人物が顔を出す。
『久しぶり、ひな』
『稀一くん……』
一瞬、目を疑ったがすぐに立ち上がり、稀一くんを部屋に招き入れる。心拍数があきらかに上昇するのを顔には出さないよう必死に平静を装う。
『ど、どうしたの? あっちはいいの?』
『いいよ。四人で盛り上がりだしたから……邪魔だったか?』
最後の問いかけに私は大きく首を横に振った
『ううん。こうやって稀一くんと話せるの、嬉しいよ』
私が座っていた勉強用の椅子を彼に譲り、私はベッドに腰を下ろして彼と向き合う。