従者は惜しみない愛を捧げる―――流浪の落ち延び姫と双頭の獅子
 蝋燭の明かりが揺らめく寝室に、あえかな嬌声と淫靡な水音が響く。

 簡素な寝台の上では一糸まとわぬ姿のアマーリエに、半裸のリナルドが覆いかぶさっていた。

「あっ! あ、あ」

 雨のように落ちてくる接吻と、絶え間なく施される巧みな愛撫――リナルドはどこまでも優しく、アマーリアは全身を桜色に染めながら震えていた。

 恥ずかしくてしかたないのに、快感を追わずにいられない。嫁ぐ日のために房事について教えられてはいたが、初めて知る行為は想像をはるかに超えていた。

 リナルドの指や唇は信じられないようなところに触れ、優しく探り、未知の扉を次々と開いていった。何かされるたびに、両脚の間にある秘められた場所が疼いて、とろりと蜜を零す。

 アマーリアは怯えながらも強過ぎる愉悦に酔いしれた。

「だめぇ……そんな」

 乱れた呼吸と、自分の声とは思えないような鼻にかかった喘ぎ声。

 しかしいくら訴えても、リナルドは甘い攻撃をやめてはくれない。
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