あお
依子ちゃんは学業やバイトに励み、さて私はどうしましょう…
「そうだ、絵…」
文具屋さんでスケッチブックと色えんぴつを買い、近くの公園に行って、絵を描こうとベンチに座った。
けれども、やっぱりゆうべと同じだ…。
考えても、描けない…。
とりあえず、目に見えるものを描いてみようと思った。
すべりだい…、ブランコ…
この大きな木…
忘れられたボール…
なぜだろう…。
あんなに好きだった絵が、描くのも無理をしているし、おもしろくない…。
私は…おかしくなっちゃったんだろうか…?
それまで我慢していた涙が耐え切れず、あふれてきた。
いつまでたっても、とまらなかった………
いつの間にか、日も暮れかかっていた。
――キャハハハ…
人が来た。
私は公園を出た。きっと酷い顔になっているだろうと、うつむきながら歩いた。
どこまでも…
「はぁー…」
「でっかいため息」
「!?」
どこからか声が聞こえてきた。
私はキョロキョロとし…
「ここ、ここ。うーえ!」
「そうだ、絵…」
文具屋さんでスケッチブックと色えんぴつを買い、近くの公園に行って、絵を描こうとベンチに座った。
けれども、やっぱりゆうべと同じだ…。
考えても、描けない…。
とりあえず、目に見えるものを描いてみようと思った。
すべりだい…、ブランコ…
この大きな木…
忘れられたボール…
なぜだろう…。
あんなに好きだった絵が、描くのも無理をしているし、おもしろくない…。
私は…おかしくなっちゃったんだろうか…?
それまで我慢していた涙が耐え切れず、あふれてきた。
いつまでたっても、とまらなかった………
いつの間にか、日も暮れかかっていた。
――キャハハハ…
人が来た。
私は公園を出た。きっと酷い顔になっているだろうと、うつむきながら歩いた。
どこまでも…
「はぁー…」
「でっかいため息」
「!?」
どこからか声が聞こえてきた。
私はキョロキョロとし…
「ここ、ここ。うーえ!」