アクセサリーは 要りません
ペットボトルの水滴も付いたので、ハンドタオルで手を拭いて、もう一度エミリンの手を握ったら、顔半分マスクで隠れているのに反則級という笑顔が返ってきた。今までは握手の握り方だったけれど、良いよな?恋人繋ぎにしよう。
「大勢の前では
エミリン呼び続行だけれど、
2人の時は惠美里ってよんで良い?」
もう片方の手で惠美里のマスクを外そうとしたら、その手を制しながら、俺の目を見て頷いた。
「マスク外してキスしたい」
「コロナ禍ですよ?それに外だし」
逆効果の真っ赤な顔でこの場に及んでそんな事を。
「外だけど、誰からも
見えないから却下」
「大勢の前では
エミリン呼び続行だけれど、
2人の時は惠美里ってよんで良い?」
もう片方の手で惠美里のマスクを外そうとしたら、その手を制しながら、俺の目を見て頷いた。
「マスク外してキスしたい」
「コロナ禍ですよ?それに外だし」
逆効果の真っ赤な顔でこの場に及んでそんな事を。
「外だけど、誰からも
見えないから却下」