アクセサリーは 要りません
しばらくしたら顔を上げてくれた。

「山口先生の事なんて呼ぼう?」

「俺さ、絶対顔に出たり、
目で追ったり、ヤキモキしたり。
校内でも喋ったりするだろ?
その時好きって隠せないと
思うんだよね。
だから、それぞれに
カレカノがいる、
でも、仲の良い同期を装うと
いうのが1番自然だと思うんだ。

だから、流石に生徒の前や
会議ではエミリンとは
呼ばないけれど
例えば、石川っちとか
ツッキーって呼ぶように
エミリンって呼ぼうかと。

間違って惠美里って呼んでも
バレなさそうだし。

俺の名前もそうやって
アレンジできると良いんだけれど」
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