アクセサリーは 要りません
そして、夜用のパスタの麺も先ほどから寝かせに入っているようで、小麦の白い山が入ったラップのかかったボウルをキッチンの端に置いてあった。

食べた後、それぞれがいつものダイニングテーブルで仕事をして、時々惠美里はキッチンへ行って、本人の言葉による「小麦のお世話」をして戻ってくる。3時にさっき買った名物のロールケーキとコーヒーを飲んだ。

さて、

さて、

「惠美里、仕事の進みどんな感じ?」

「期末テストの下書きをもう一度
誤字脱字のチェックしたら、
指導計画書書いて終わり」

「そっか。ちょっと話して良い?」

「なに?改まって。お茶淹れよっか?」

「そうだね、お願いしよっか?」
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