異国の地での濃密一夜。〜スパダリホテル王は身籠り妻への溺愛が止まらない〜
「あの長谷さん? 何故ここに?」


 ピクリとも表情を変えず淡々と話し始める。


「真緒さんはこちらにお座りください。もうじきいらっしゃると思いますので」


 ひかれた椅子に腰をかける。四人用のテーブル席。いらっしゃるとは誰なんだろう。何度聞いても長谷さんは教えてくれない。なんだか嫌な予感がする。
 私は無意識にお腹を撫でていた。

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