いつまでも幼いままで
2人はそんな風にして、どんどん親密になっていったけど、


お互い告白する勇気はなかった。


周りからも、もうすでに付き合っているかのような扱いを受けていたが、


2人とも核心には触れなかった。



_____卒業式


夕方、制服のままクラスメートの家に集まった。


中学の制服を着るのは最後だから、みんな制服のままで来た。


夜になって、健全な時間に解散することになった。


南門グループはまた一緒になって帰る。


かなの通う中学は、公立だったが、男女ともブレザーだった。


かなと京介は、いつもどおりの道を帰っていたけど、


お互い、これからなかなか会えなくなることを思って、さみしい気持ちになっていた。




・・・・・・・・。



沈黙が続く。


先に話し始めたのは、京介だった。
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