That's because I love you.
「…入ったよ、全部。…よく頑張ったね。」

明広にぎゅっと抱き締められ、まりあはまた熱い涙を滲ませる。

「……っふ…。御木本さん…優しく挿れてくれて、ありがとう…。」
「…少しは安心した?」
「…はい…っ。」
「これからは…まぁ痛いだろうけど、さっきよりはマシだと思うから。…ゆっくり動き始めていい?」
「…はい…。」

彼の大きく硬いものでお腹側の壁をゆっくりと、優しくトントンと突かれる。

「…ん…っ、ん…。……ぁ…んん…っ…。」

最初は痛みの方が大きかったが、明広がまりあの良い場所を正確に突き続けるうちに、まりあの体に少しずつ快感が湧き上がっていく。

(……抱いてもらえてる…。…御木本さんに…。)

その事実が余りにも幸せで、まりあの目からぽろぽろと暖かい涙がこぼれ落ちる。

「…まりあ?キツい…?」
「…んーん…。…幸せで…なんか、ゆ…夢みたいで…っ。」
「…あー、もう。…これだから…。」

まりあのどこまでも一途でいじらしい言葉に思わず頬が熱くなった明広は、それを隠すように小さな体をぎゅっと抱き締め、少しだけ動きを速める。

「…ぁっ、…ぁ…っ!……ぁん、…ん…っ!」
「…無自覚に煽ってくるよね、まりあは。」
「…あお…っ?…っん、…んぅ…!」
「はー…、気持ちい…。溜まってたから尚更…。」
「……!」

明広がそう呟いた途端、まりあの中がきゅぅんと締まりさらに熱く蕩ける。

「…っ…。…反応し過ぎ。そんなに嬉しい台詞じゃないでしょアレ…。」
「…だって…。気持ちいいって…っ。」
「…うん。まりあの中あったかいし、締まり強くて凄く気持ちいいよ。」
「…っ…、うれし…。ずっと…私ばっかりだったから…。」
「…ばっかりじゃないでしょ。まりあが感じてるの見て、僕も楽しんでたし。」
「…たの…っ?」
「うん。」
「……ふぅぅ…。」

恥ずかしそうにかぁっと頬を染めるまりあに、明広は思わず吹き出してしまう。
よしよしと頭を撫で触れるだけのキスをしてやると、まりあからもおずおずとキスが返された。
彼女からの初めてのキスに、胸がきゅんと高鳴る。
身を起こし、まりあの細い腰を持ちぐりぐりと自分のもので良い場所を押し潰してやると、まりあはびくっと体を震わせ一層甘さが増した喘ぎ声を漏らす。
速度を上げない様に気を付けつつ、時折花芽も指で弄ってやりながら、最奥を突く。

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