置き去りにされた花嫁をこの手で幸せに
***
山口が急に槇村に対して接近していて驚いた。
ただの後輩だと思っていたが今のあいつは後輩ではなくてライバルだ。
俺がどれだけ槇村を守ってきたか見てきているはずなのにそんな俺を牽制してきた。
休みの日に出かけたり、今も槇村を俺の後ろに隠そうとしているのに阻止してきたりしてきて急に男の顔になっていた。
もともと、とても素直で気の利くやつだと思っていた。何をやらせても卒なくこなして器用なんだと思っていた。
そんな従順な山口が槇村に対してあからさまに接近してきて俺は焦った。
さっきの様子を見る限り、まんざらではないのかもしれないと思った。
こんなに守ってきた槇村がまた他の男の手に落ちるかもしれないと思うだけで、歯痒くてもどかしくて苦しくなった。
今度こそ俺にチャンスが来たと思っていたのにどうしてまた他の男のところに行ってしまうのか。
いや、まだ山口の元に落ちたわけではない。
今度こそ俺の横でいつでも笑っていられるよう俺が守ってやりたい。支えてやりたい。
のんびりしていると阿川の時のようにまた山口にとられてしまうだろう。
もうチャンスは逃さない。
山口が急に槇村に対して接近していて驚いた。
ただの後輩だと思っていたが今のあいつは後輩ではなくてライバルだ。
俺がどれだけ槇村を守ってきたか見てきているはずなのにそんな俺を牽制してきた。
休みの日に出かけたり、今も槇村を俺の後ろに隠そうとしているのに阻止してきたりしてきて急に男の顔になっていた。
もともと、とても素直で気の利くやつだと思っていた。何をやらせても卒なくこなして器用なんだと思っていた。
そんな従順な山口が槇村に対してあからさまに接近してきて俺は焦った。
さっきの様子を見る限り、まんざらではないのかもしれないと思った。
こんなに守ってきた槇村がまた他の男の手に落ちるかもしれないと思うだけで、歯痒くてもどかしくて苦しくなった。
今度こそ俺にチャンスが来たと思っていたのにどうしてまた他の男のところに行ってしまうのか。
いや、まだ山口の元に落ちたわけではない。
今度こそ俺の横でいつでも笑っていられるよう俺が守ってやりたい。支えてやりたい。
のんびりしていると阿川の時のようにまた山口にとられてしまうだろう。
もうチャンスは逃さない。