俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜
「大丈夫ですよ、東條亜紀さんですね、一緒に行きましょう」

東條亜紀?

「あのう、私、東條って言うんですか」

「そうですよ、東條亜紀さんです、いつもご一緒の方がご主人様ですよね、毎日一緒で羨ましいです」

東條さんが私の旦那様?私、東條さんの妻なの?

「こちらですよ、もしトイレ行きたい時はナースコールしてくださいね」

「ありがとうございました」

そして、部屋の入り口には、確かの東條亜紀と記されていた。

自分の指を確認した。

指輪していない。

東條さんも指輪していなかった。

思い出せない、東條さんとの事。

その時、東條さんが病室に現れた。

「亜紀、おはよう」

「おはようございます」

「どうした、変な顔しちゃって」

私は東條さんにいっぱい確かめたい事があった。
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