外交官と仮面夫婦を営みます~赤ちゃんを宿した熱情一夜~
「明日、仕事の予定は無いと言っていたよな」
「はい。明日は何も」
「それなら、出かけないか? 美鈴と一緒に行ってみたいところがある」
「私と、行ってみたいところですか?」
「そのカメラを持って行くのにちょうどいい場所だ」
「行きたいです!」
どこだろうと考えるよりも先に即答で行きたいと答えていた。
誘ってもらえたことが単純に嬉しい。
「じゃあ、決まりだな」
「はい! じゃあカメラ、早速初期設定だけ今晩中に済ませないと。あ、その前にお夕飯用意しますね」
突然決まったお出かけ予定にワクワクしながら、用意しておいた夕食をダイニングテーブルに出した。