過保護な御曹司の溺愛包囲網~かりそめの妻かと思いきや、全力で愛されていたようです~
「ひ、ひとりでは着られなくて……」
「わかってる。近いうちに着てみせてもらうから。美香、今夜はもう出られるか?」
「え、ええ」
どこか急くような拓斗の様子に首を捻りながらも、オフィスを出て促されるまま車に乗り込むと、まっすぐに帰宅した。
「ん……」
玄関に入った途端、扉が閉まるのも待ちきれないというように突然はじまった口づけに、驚きすぎて息継ぎを忘れてしまう。苦しさに拓斗の胸元を叩くも、一度離れた唇は私に抗議の声を上げる隙も与えないまま再び近づいてくる。
早急な手つきに疑問は感じても、拒む気は起きない。好きな人が求めてくれるのなら、疑問も疑念も些細なものに思えてしまう。
それを頭の片隅で愚かだと言う自分もいる。もう一度痛い目に遭わないとわからないのかと。
けれど、私は今この人の妻なのだから、肌を重ねるのに理由などいらない。
そんな言い訳じみた考えに身を任せた。
やっと解放されて上がってしまった息を整えている間に、軽々と私を抱えた拓斗は、顔中にキスを施しながら迷いなく寝室へ進んでいく。そのままベッドの上に優しく私を下ろして素早く自身のネクタイを引き抜くと、胸元のボタンを寛げた。
「美香……」
覆いかさぶる拓斗の目は、さっきよりもますます熱を増している。いつもより荒い愛撫も強引な口づけも、自分が彼に強く求められているのかと思えば嬉しくさえ思える。
決して適当に扱われているわけではないと、彼の全てから伝わってくるのは気のせいじゃないはず。
私の着ていた衣類は早々に脱がされ、気付けばお互いに素肌を晒していた。
「綺麗だ、美香」
「やぁ……あぁ……」
激しく求められることは嫌じゃない。むしろ、安心さえする。
「わかってる。近いうちに着てみせてもらうから。美香、今夜はもう出られるか?」
「え、ええ」
どこか急くような拓斗の様子に首を捻りながらも、オフィスを出て促されるまま車に乗り込むと、まっすぐに帰宅した。
「ん……」
玄関に入った途端、扉が閉まるのも待ちきれないというように突然はじまった口づけに、驚きすぎて息継ぎを忘れてしまう。苦しさに拓斗の胸元を叩くも、一度離れた唇は私に抗議の声を上げる隙も与えないまま再び近づいてくる。
早急な手つきに疑問は感じても、拒む気は起きない。好きな人が求めてくれるのなら、疑問も疑念も些細なものに思えてしまう。
それを頭の片隅で愚かだと言う自分もいる。もう一度痛い目に遭わないとわからないのかと。
けれど、私は今この人の妻なのだから、肌を重ねるのに理由などいらない。
そんな言い訳じみた考えに身を任せた。
やっと解放されて上がってしまった息を整えている間に、軽々と私を抱えた拓斗は、顔中にキスを施しながら迷いなく寝室へ進んでいく。そのままベッドの上に優しく私を下ろして素早く自身のネクタイを引き抜くと、胸元のボタンを寛げた。
「美香……」
覆いかさぶる拓斗の目は、さっきよりもますます熱を増している。いつもより荒い愛撫も強引な口づけも、自分が彼に強く求められているのかと思えば嬉しくさえ思える。
決して適当に扱われているわけではないと、彼の全てから伝わってくるのは気のせいじゃないはず。
私の着ていた衣類は早々に脱がされ、気付けばお互いに素肌を晒していた。
「綺麗だ、美香」
「やぁ……あぁ……」
激しく求められることは嫌じゃない。むしろ、安心さえする。