過保護な御曹司の溺愛包囲網~かりそめの妻かと思いきや、全力で愛されていたようです~
「好きな女が自分で決断したのなら、俺は応援するけどな。逆に、忘れられたり浮気されたりしないように、必死になるかもしれない」
拓斗の整った容姿をチラリと見た。
「うそばっかり。どちらかというとあなたは、追いかけられる側の人間のはずです」
酔っているせいか、ついつい彼に対する物言いに遠慮がなくなってしまう。
整った容姿に加えて、よく見れば身に着けているものもずいぶんと高級そうだ。こんな男性が近くにいたら、多くの女性がなびくだろう。
「ははは。否定はしないが……」
こちらを見てくる彼の視線からは、隠し切れない色気が漏れ出している。視線が絡まった途端になんだか緊張してきて、これまで普通だった鼓動がどんどん速くなっていく。
「自分が本当に求める相手に追われなければ、意味がないから」
一夜の出会いを楽しむ人かと思ったけど、案外一途なことを言うものだ。拓斗の印象を、少しだけ修正した。
なんとなく拓斗をもっと知りたくなって、無意識のうちに彼をじっと見つめた。どこか熱をはらんだその切れ長の瞳に囚われて、周囲の様子が視界に入らなくなっていく。ここがバーで、他にも人がいるのを忘れてしまいそうだ。
拓斗の整った容姿をチラリと見た。
「うそばっかり。どちらかというとあなたは、追いかけられる側の人間のはずです」
酔っているせいか、ついつい彼に対する物言いに遠慮がなくなってしまう。
整った容姿に加えて、よく見れば身に着けているものもずいぶんと高級そうだ。こんな男性が近くにいたら、多くの女性がなびくだろう。
「ははは。否定はしないが……」
こちらを見てくる彼の視線からは、隠し切れない色気が漏れ出している。視線が絡まった途端になんだか緊張してきて、これまで普通だった鼓動がどんどん速くなっていく。
「自分が本当に求める相手に追われなければ、意味がないから」
一夜の出会いを楽しむ人かと思ったけど、案外一途なことを言うものだ。拓斗の印象を、少しだけ修正した。
なんとなく拓斗をもっと知りたくなって、無意識のうちに彼をじっと見つめた。どこか熱をはらんだその切れ長の瞳に囚われて、周囲の様子が視界に入らなくなっていく。ここがバーで、他にも人がいるのを忘れてしまいそうだ。