惹かれたのは強く、眩しい子で。
その言葉に8歳らしい笑顔を浮かべるエルシー
「では!今から行っても良いですか。」
「行っておいで。」
「行くぞハミル!まずは城下で菓子を買うんだ!」
ソファから飛び降りて走って部屋をでるエルシーに皆笑みを浮かべて見送る。
「アンナも連れて行ってあげなさい。相談していたからすぐ引き受けてくれるだろう。」
「承知しました。ありがとうございます。ヴィクリア様」
「エルシーを頼んだぞ。ハミル」
数日前の地獄絵図を思い出して、一瞬孤児院のドアを開けるのを躊躇ったエルシー
「エルシー様、私が…。」
「いい、僕が開ける。」