惹かれたのは強く、眩しい子で。





外が暗闇となり、白く澄んできたところで2人で横になる。


疲れたのだろう。ミアは目が閉じては開いてを繰り返している。



「無理させたな。ゆっくり寝てくれ。」

「んっ…、でも、エルと、話したい。」

「んじゃあ、ミアが寝落ちするまで話そうか。」

「うん。…えっとね、今日、あっ、昨日?」




今にも寝そうなのに、うふふと笑う女神
その姿が可愛くて、思わず手を伸ばして腕の中に引き込む。


途中に体を流したとはいえ、さっきまで交わっていた体はお互いにまだ熱を持っている。


近づいた距離に少し「やだ…。」と言いつつ髪を整えるミア



母になり、彼女が子どもを守る使命感というのは強くなっている。
だが、子どもを侍女たちに預け、俺と2人きりになると等身大のミアでいてくれる。

それがすごく嬉しかった。

もちろん息子たちも大切な宝物だが、俺にとっての人生の宝物はミアなんだ。


俺の道標のような存在



彼女に惹かれたのは必然なんだ。
そう思うほど。



ふわふわと話してるうちに眠ったミア

健康的にふっくらとした頬を撫でながら、俺も目を閉じる。



生きててくれてありがとう。



ミアの幸せそうな顔を見るたびに思う、その言葉を胸の中で言い、幸せな温もりの中、夢に落ちた。



< 129 / 129 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:8

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

可愛い2人の恋愛初心者

総文字数/24,471

恋愛(学園)50ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
昔から男子が苦手で、だから女子校に入ったのに共学になるなんて。 同じクラスにアイドルのような人気を持つ男子がいた。 いつも愛想が良くてアイドルだな、って思っていたけど、素っぽい表情を見た時、人間味を感じて興味が湧いたのかもしれない。 椎木美奈 × 結城颯斗 「可愛い、美奈」 「美奈はずっと可愛い女の子だよ?」 これまで男子のいじわるで自己肯定感を落とされてきた美奈は颯斗のまっすぐな言葉に落ち着かなくなる。
憧れのヒーローはヤンキー?いや、私の王子様でした

総文字数/77,902

恋愛(学園)154ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
突然の出来事で出会った2人 天然美少女 白井 彩 ✖️ 綺麗な謎の生徒 安達理玖 知らない人なのにいつしか大切な空間になってた おかしな関係で結ばれた2人の物語
年下幼なじみにずっと愛されてました

総文字数/63,572

恋愛(純愛)155ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
隣にいるのが当たり前だと思っていた。 でも、お互いの存在がお互いに迷惑なんじゃないか…。 拗れに拗れた両片思い 一度離れた2人が少しずつ昔を取り戻して、関係性を変えていく。 「ずっと愛してる。」

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop