惹かれたのは強く、眩しい子で。





将来、どうなるか私には分からないけど、リラ様の思いが蔑ろにされないことを願うことしかできない。




「ミア、ユーゴは薬室?それとも薬草園かしら?」


「…分かりませんが、とりあえず、お散歩にしましょうか。」

「やった!」


嬉しさそのままに、外へ走って行こうとするリラ様 



「リラ様!お待ちください!帽子を!」


階段を急いで降りようとすれば、まだ腰に手が回っている。…こんなことをするのは1人だけ。



「エルシー様!お離しを!」

「ノイ、リラについててくれ。」

「はーい。」


走っていく2人を眺めながら、全然離す気のない手を離そうと引っ張る。



「エルシー様、助けていただきありがとうございました!このご恩は返しますから!」


「ミア、ちゃんと食べてるか?細くないか?」


さわさわと腰に巻きついてる手がお腹のあたりを動く。



「エルシー様っ!」


「ん?どうした?」











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