惹かれたのは強く、眩しい子で。





「どうかされましたか?」




「いえっ、あの…私、ベッドを汚して…。」



「ああ、大丈夫ですよ。今替え終わりました。エルシー様もお風呂に向かわれたので、ゆっくりなさって大丈夫ですよ。」



そう言われ、部屋にエルシー様がいないことに気づく。


「…あの、私、自分の部屋に戻ります。」


「ダメですよ。私がエルシー様に怒られてしまいます。」




……そう言われると弱い。

それを知ってか、にこっと笑うハミルさん





「ごゆっくりどうぞ。」


着替えまで渡され、私はお言葉に甘えてお風呂に入らせてもらった。



設備が使用人用のものとは桁違いに良く、緊張しながらも贅沢な時間を過ごさせてもらった。




良い匂いに包まれ、幸せな気分になりながら部屋に戻ると、エルシー様がソファで横になっていた。



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