惹かれたのは強く、眩しい子で。






「ユーゴ!」



「リラ王女様」


「今日は何しているの?」


「薬草の収穫です。」


「私も手伝って良い?」


「ダメです。汚れますよ。」


「洗えば大丈夫よ!」


「絶対ダメです。王女なんですから。」




必要な薬草を次々収穫しながら、積極的に話しかけてくれているリラ様をあしらうユーゴ


話だけ聞くと、ユーゴの言い方は冷たく聞こえるかもしれないが、彼はただ真面目なだけで。

言葉の奥を読み取れば、リラ様に対して丁寧に接していることが分かる。



「この間は手伝わせてくれたじゃない!私、ユーゴの仕事を手伝いたいの!」


「この間は水をあげる仕事だったので。今日はダメです。毒を持つ薬草も生えているので、危険な目に合う可能性があります。」


「ゔーー。」



リラ様もユーゴの頑なな拒否は自分のためだと分かるから、きっともどかしいのだろう。



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