惹かれたのは強く、眩しい子で。





「あれ美味そう。」

「うん。見たことないね。」


視察が始まり、私とノイはリラ様たちの後ろを歩くハミルさんの後ろを歩いている。


どこも賑やかで、色んなところに目を奪われる。



ノイと小声で話しながら、リラ様たちにもしっかり目を向ける。



「俺、ユーゴたちに何か買って帰ろうかな。」

「あ、なら私もお金だすよ。」

「おう。」


「2人とも、仕事中ですよ。」


振り返ったハミルさんが少し眉を寄せていたので、ノイと一緒にピシッと姿勢を正す。


「終わり次第、自由時間ですので。明日も朝は自由ですから、その時に。」


「「はい。」」



返事をした私たちを見て、いつもの穏やかなハミルさんに戻ってホッとする私



リラ様を見てみると楽しそうにヘクターさんの話を聞いていた。
対してエルシー様は、ここには何度も来ているようで、変わりないかなどを見ているようだった。



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