惹かれたのは強く、眩しい子で。



視察は順調に進み、リラ様は興味深く質問していたり、楽しそうに異国の物を眺めたりしていた。



「わぁ…、綺麗。」

「ガラスか?すげー透き通ってる。」


ノイが私の溢れた呟きを拾う。
2人で顔を寄せ合いながら小声で話していると、

「買ってくかい?兄ちゃん、彼女が欲しそうだよ。」


「あー、彼女じゃないんですよー。昔からの付き合いなんです。」


「そうなんだね。姉ちゃんこういうの好きだろ?若い子に人気なんだよ。」


「綺麗です。アクセサリーもあるんですね。」

「そうそう。置物も人気だが、若い子はアクセサリー買ってくね。」



白だけじゃなく、色とりどりのガラスが置物やアクセサリーに加工されている。
…仕事中じゃなければ、ゆっくり見たいお店だ。



「すみません。今は買えないんですけど、後でまた来ても良いですか?」


私の食いつきが良いのを見て、ネックレスやブレスレットを手に取り始めた店主に断りを入れる。




「ああ、王子様たちの連れかい?そうか、なら今は無理だね。明日もやってるから明日でも来な。」


「お気遣いありがとうございます。絶対また来るので!」


なんとも優しい店主に心が温まる。


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