惹かれたのは強く、眩しい子で。
「ハミル、帰ったら一覧見せてくれ。」
「はい。私もお手伝いします。」
突如現れた謎への切り口
書かれていた数字を思い出す。
2、7、5、0
ヘクターの説明から、2はNだと確定できる。
7は……、
「お兄様、もう食べないんですか?怖い顔してるけど…、ハミルも食べないの?」
「ああ…、悪い。食べるよ。」
とっかかりが得られただけでもこの数年間を考えたら十分すぎる。
リラのためにも、明日帰るまでは考えないようにする。
「ミア」
風呂上がりのミアを待ち伏せ、そのまま俺の部屋へ連れて行く。
完全に戸惑っているミア
腕から強張っているのが伝わってくる。
「ちょっと、疲れた。」
ベッドに腰掛け、そのままミアの太ももに頭を乗せる。
「っえ!ちょっと…、」
と、だいぶ狼狽えていたミア
俺が静かに頭を乗せているのに気づき、ミアも大人しくなった。
風呂上がりだから良い温かさで眠気がきそうな心地良さ。
そのまま目を閉じていると、ミアの手が俺の頭を撫で始めた。