何の取り柄もない田舎の村娘に、その国の神と呼ばれる男は1秒で恋に落ちる【後編】

「はぁ、はぁ、助けて…。」

天音は、暗闇の中を裸足で走っていた。

(背中が熱い。)

そんな彼女の後ろから追いかけてくるのは…。

「怖い…怖い…。お母さん!!」


ハッ
天音が目を覚ますと、そこはいつものベットの上だった。

「夢…?」

天音の背中は汗でぐっしょりと濡れていた。

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