白檀の王様は双葉に芳しさを気付かせたい

 着替えてリビングまで行くと、朝食はもうお手伝いさんの手によって準備されていて、琥白さんと二人で食事をとる。

 そのあと、秘書の神尾さんという男性が迎えに来ると、私を会社まで送ると言う琥白さんの誘いを全力でお断りして、琥白さんを送り出した。


 今日は朝から仕事を前倒しで片付けて、帰宅する前に絶対に立ち寄りたいところがあった。
 そしてその寄り道を一番知られてはならない人は、琥白さんだ。
< 46 / 232 >

この作品をシェア

pagetop