一夜では終われない~ホテル王は愛しい君を娶りたい~
「そうだ」
わけがわからないぐらい心が軽くなる。
笑おうとしてうまくいかず、泣きそうになったのを誤魔化すように彼の胸へ顔を押し付けた。
自分でも気付かないうちにため込んでいた真っ黒な呪いが、彼の優しさで溶けていく。
一種の諦めを抱いて生きてきたが、ちゃんと私を救ってくれる人はいたのだ。
「じゃあ私もかっこいいってたくさん言うね」
「『好き』の方がいいな」
微笑した深冬が私を押し倒してシーツの上に沈め、上から覆いかぶさる。
声をあげる間もなく唇を塞がれ、ひと月――いや、十年触れられたくてたまらなかった身体がすぐに火照った。
わけがわからないぐらい心が軽くなる。
笑おうとしてうまくいかず、泣きそうになったのを誤魔化すように彼の胸へ顔を押し付けた。
自分でも気付かないうちにため込んでいた真っ黒な呪いが、彼の優しさで溶けていく。
一種の諦めを抱いて生きてきたが、ちゃんと私を救ってくれる人はいたのだ。
「じゃあ私もかっこいいってたくさん言うね」
「『好き』の方がいいな」
微笑した深冬が私を押し倒してシーツの上に沈め、上から覆いかぶさる。
声をあげる間もなく唇を塞がれ、ひと月――いや、十年触れられたくてたまらなかった身体がすぐに火照った。