片恋
「延藤くん、いつも一緒にいる人たち、延藤くんが頻繁に屋上に行くこと、不思議に思ってないの?」
「あー……、それは、あれかな? せっかくふたりきりなんだから、一々邪魔しに来んなって言いたいのかな? 真桜ちゃんは」
「そこまで言ってないよ……」
ただ、今は屋上以外で伊月くんに会えないんだから、ちょっとだけ遠慮してもらえたら嬉しいなってだけで。
「いいのかな? 俺にそんな口聞いちゃって。ナデシコの活動再開の理由が、真桜ちゃんだって噂流したの、誰だと思ってんの?」
「え……」
確かに、その話の出処はずっと謎だったけど……。
「もしかして、延藤くんだったの?」
「遅いよ。俺くらいしかいないでしょ、そんな噂早く流せるのなんてさ。俺の交流関係ナメすぎだよ」
「あー……、それは、あれかな? せっかくふたりきりなんだから、一々邪魔しに来んなって言いたいのかな? 真桜ちゃんは」
「そこまで言ってないよ……」
ただ、今は屋上以外で伊月くんに会えないんだから、ちょっとだけ遠慮してもらえたら嬉しいなってだけで。
「いいのかな? 俺にそんな口聞いちゃって。ナデシコの活動再開の理由が、真桜ちゃんだって噂流したの、誰だと思ってんの?」
「え……」
確かに、その話の出処はずっと謎だったけど……。
「もしかして、延藤くんだったの?」
「遅いよ。俺くらいしかいないでしょ、そんな噂早く流せるのなんてさ。俺の交流関係ナメすぎだよ」