エリート警視正は偽り妻へ愛玩の手を緩めない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
身体を繋げた後――。
私が大きく乱れた呼吸を整えているうちに、純平さんは、スースーと規則正しい息を立て始めた。
「純平、さん……?」
彼の胸元からそっと顔を上げ、額の先に、穏やかな寝顔を見つける。
純平さんは、まるで睡魔に吸い込まれたように、眠っていた。
手を伸ばし、彼の額にかかった前髪を退けた。
露わになった無防備な寝顔に、ほおっと息を漏らして見惚れる。
無意識下で、どうしてこんな美しい寝顔を保てるんだろう。
胸がきゅんと疼いて、私は両手で彼の頬を挟んだ。
「ん……」
彼はほんのわずかに眉根を寄せたものの、私の手を払うことはなく、むしろ摺り寄せるように顔を動かす。
「かっ、可愛いっ……」
昼間の純平さんだったら、絶対にしないであろう甘える仕草に、ハートを鷲掴みにされた気分だった。
「んっ」
薄く開いた唇に、思わずキスをして――。
「……っ!」
自分の行動にドキッとして、我に返る。
激しい羞恥心に駆られ、身体を火照らせる。
「わ、私、なにやってんの……」
頭のてっぺんから蒸気が噴き出そうなほど真っ赤に染まった顔を、彼の胸にぐりぐりと擦りつけた。
そこでまた、起こしてしまうとハッとして、ピタッと動くのをやめて肩を縮ませた。
呼吸を止めて彼の気配を窺ったものの、頭上から聞こえる寝息が乱れることはない。
私はホッと安堵して、意識してゆっくり顔を離した。
目線だけ上げて、もう一度彼の寝顔に見入る。
私が大きく乱れた呼吸を整えているうちに、純平さんは、スースーと規則正しい息を立て始めた。
「純平、さん……?」
彼の胸元からそっと顔を上げ、額の先に、穏やかな寝顔を見つける。
純平さんは、まるで睡魔に吸い込まれたように、眠っていた。
手を伸ばし、彼の額にかかった前髪を退けた。
露わになった無防備な寝顔に、ほおっと息を漏らして見惚れる。
無意識下で、どうしてこんな美しい寝顔を保てるんだろう。
胸がきゅんと疼いて、私は両手で彼の頬を挟んだ。
「ん……」
彼はほんのわずかに眉根を寄せたものの、私の手を払うことはなく、むしろ摺り寄せるように顔を動かす。
「かっ、可愛いっ……」
昼間の純平さんだったら、絶対にしないであろう甘える仕草に、ハートを鷲掴みにされた気分だった。
「んっ」
薄く開いた唇に、思わずキスをして――。
「……っ!」
自分の行動にドキッとして、我に返る。
激しい羞恥心に駆られ、身体を火照らせる。
「わ、私、なにやってんの……」
頭のてっぺんから蒸気が噴き出そうなほど真っ赤に染まった顔を、彼の胸にぐりぐりと擦りつけた。
そこでまた、起こしてしまうとハッとして、ピタッと動くのをやめて肩を縮ませた。
呼吸を止めて彼の気配を窺ったものの、頭上から聞こえる寝息が乱れることはない。
私はホッと安堵して、意識してゆっくり顔を離した。
目線だけ上げて、もう一度彼の寝顔に見入る。