エリート警視正は偽り妻へ愛玩の手を緩めない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
恥ずかしくて、身体も脳みそも茹で上がってしまいそう――。
「あっ、あの三人が捕まったなら、組織の検挙に向けて大きく一歩前進ですね!」
なんとか話題を変えようと、私は上擦った声で挟んだ。
『ああ』という肯定の相槌を期待していたのに、純平さんは口を噤む。
「? 純平さん?」
そんな反応が訝しくて、私は窺うように目線を上げた。
「それなんだが……お前に、もうひとつ謝罪しておかないといけない」
私の頭から離した手で顎を撫で、歯切れ悪く言うのを聞いて、ゆっくり上体を起こす。
「……なんですか?」
布団を胸に抱きしめて彼の隣に同じ姿勢で座り、警戒しながら促した。
純平さんは、私には目を向けずに、わずかに逡巡する様子を見せたけれど。
「あの三人は、作倉からお前の情報を得ていた」
言いづらそうに、口を開いた。
「っ、え……」
「作倉は、自身が見張りに就いた取引で大島が逮捕されたことで、組織から見限られ、お前を逆恨みしていた。仲間と共謀して報復を企み、お前の個人情報を調べていた。ヤツが逮捕されたことで、残りの仲間がさらに上……売買組織に洩らしたそうだ」
「!」
言わんとするところを理解して、私はゾクッと身を震わせた。
「あっ、あの三人が捕まったなら、組織の検挙に向けて大きく一歩前進ですね!」
なんとか話題を変えようと、私は上擦った声で挟んだ。
『ああ』という肯定の相槌を期待していたのに、純平さんは口を噤む。
「? 純平さん?」
そんな反応が訝しくて、私は窺うように目線を上げた。
「それなんだが……お前に、もうひとつ謝罪しておかないといけない」
私の頭から離した手で顎を撫で、歯切れ悪く言うのを聞いて、ゆっくり上体を起こす。
「……なんですか?」
布団を胸に抱きしめて彼の隣に同じ姿勢で座り、警戒しながら促した。
純平さんは、私には目を向けずに、わずかに逡巡する様子を見せたけれど。
「あの三人は、作倉からお前の情報を得ていた」
言いづらそうに、口を開いた。
「っ、え……」
「作倉は、自身が見張りに就いた取引で大島が逮捕されたことで、組織から見限られ、お前を逆恨みしていた。仲間と共謀して報復を企み、お前の個人情報を調べていた。ヤツが逮捕されたことで、残りの仲間がさらに上……売買組織に洩らしたそうだ」
「!」
言わんとするところを理解して、私はゾクッと身を震わせた。