エリート警視正は偽り妻へ愛玩の手を緩めない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「あ……」
もう少しで、なにかに昇り詰めるところだったのに。
寸前で断ち切った意地悪な彼を詰るように、濡れた唇を目で追っていると。
「……お前、エロいな」
純平さんが、口元を手の甲で拭いながら、ニヤリと笑った。
「え?」
「腰、揺れてるぞ」
「……っ!」
私が、お腹の奥深いところが切なく疼く感覚に、無意識に膝を擦り合わせていたのを、完全にお見通しだった。
頭のてっぺんから湯気が立つほど顔を茹だらせる私を、くっくっと愉快気に声を弾ませる。
「奇遇だな。実は俺も、まだ足りないと思っていた」
「た、足りないって……ひゃっ」
言葉を挟む私の方に身を捩り、全体重で覆い被さってきた。
彼の下で、ジタバタと足を動かす私の耳元に唇を寄せ――。
「お前を抱くのはひと月ぶりだからな。一度で足りるわけがない。今夜は、朝まで抱き潰す」
「!!」
忘れたわけじゃないけど、改めて思い出した。
純平さんって、真正のドSだった……!
その彼が口にする『抱き潰す』は、ある意味、嬉しいよりも恐ろしいの方が正解なのに。
しっとりした肌が再び密着しただけで、私の背筋は確かな期待でゾワッと痺れた。
もう少しで、なにかに昇り詰めるところだったのに。
寸前で断ち切った意地悪な彼を詰るように、濡れた唇を目で追っていると。
「……お前、エロいな」
純平さんが、口元を手の甲で拭いながら、ニヤリと笑った。
「え?」
「腰、揺れてるぞ」
「……っ!」
私が、お腹の奥深いところが切なく疼く感覚に、無意識に膝を擦り合わせていたのを、完全にお見通しだった。
頭のてっぺんから湯気が立つほど顔を茹だらせる私を、くっくっと愉快気に声を弾ませる。
「奇遇だな。実は俺も、まだ足りないと思っていた」
「た、足りないって……ひゃっ」
言葉を挟む私の方に身を捩り、全体重で覆い被さってきた。
彼の下で、ジタバタと足を動かす私の耳元に唇を寄せ――。
「お前を抱くのはひと月ぶりだからな。一度で足りるわけがない。今夜は、朝まで抱き潰す」
「!!」
忘れたわけじゃないけど、改めて思い出した。
純平さんって、真正のドSだった……!
その彼が口にする『抱き潰す』は、ある意味、嬉しいよりも恐ろしいの方が正解なのに。
しっとりした肌が再び密着しただけで、私の背筋は確かな期待でゾワッと痺れた。