エリート警視正は偽り妻へ愛玩の手を緩めない【極上悪魔なスパダリシリーズ】
「……ひゃんっ!!」
胸の上をなにかが這う感覚に、私は腰を浮かせた。
「あれ、予想外。見た目よりボリュームあるな……」
瀬名さんがそう言いながら、ようやく唇を離した。
バチッと目を開けて下を向くと、彼の大きな手が私の胸を服の上から揉み回している、衝撃の光景が視界に飛び込んでくる。
「きゃ、きゃあああっ!」
瞬時に、火が噴きそうなほど、頬が火照った。
焦って彼の腕に手をかけ、押し退けようとする。
「え、エッチ! 痴漢! お、お巡りさ……」
「警察官僚の前で、なにがお巡りさんだ。お前、処女だろ。最初だけは優しく丁寧に施してやるから、いちいち騒ぐな」
「!?」
「それとも……痛い目見たいって言うなら、俺は別に構わないが」
嗜虐的に口角を上げてさらりと言われ、私は弾かれたようにブンブンと首を横に振った。
「い、痛いのは嫌です」
「だったら、大人しく俺に委ねろ。従順にしていれば、この上ないほど愛でてやる」
意図的としか思えない低い声で囁かれ、怖いくらい身体がゾクゾクする。
そのせいで、手から力が抜けた。
それを肌で感じ取ったのか、
「それでいい」
瀬名さんが、蠱惑的にほくそ笑む。
「大事に抱いてやるよ。……仮初めの奥さん」
「待っ……あっ」
私は、怒涛のように押し寄せる快楽に、のまれていった。
胸の上をなにかが這う感覚に、私は腰を浮かせた。
「あれ、予想外。見た目よりボリュームあるな……」
瀬名さんがそう言いながら、ようやく唇を離した。
バチッと目を開けて下を向くと、彼の大きな手が私の胸を服の上から揉み回している、衝撃の光景が視界に飛び込んでくる。
「きゃ、きゃあああっ!」
瞬時に、火が噴きそうなほど、頬が火照った。
焦って彼の腕に手をかけ、押し退けようとする。
「え、エッチ! 痴漢! お、お巡りさ……」
「警察官僚の前で、なにがお巡りさんだ。お前、処女だろ。最初だけは優しく丁寧に施してやるから、いちいち騒ぐな」
「!?」
「それとも……痛い目見たいって言うなら、俺は別に構わないが」
嗜虐的に口角を上げてさらりと言われ、私は弾かれたようにブンブンと首を横に振った。
「い、痛いのは嫌です」
「だったら、大人しく俺に委ねろ。従順にしていれば、この上ないほど愛でてやる」
意図的としか思えない低い声で囁かれ、怖いくらい身体がゾクゾクする。
そのせいで、手から力が抜けた。
それを肌で感じ取ったのか、
「それでいい」
瀬名さんが、蠱惑的にほくそ笑む。
「大事に抱いてやるよ。……仮初めの奥さん」
「待っ……あっ」
私は、怒涛のように押し寄せる快楽に、のまれていった。