ホテル王に狙われてます!ハニートラップから守るはずが、罠にかかったのは私でした?!
高遠副社長は事務所を出ると、後ろから、声をかけられた。

振り返ると、フロントの女性だった。

「高木奏と申します。春名さんとは、仲良くしていただいてました。」

と言うと、高遠副社長は、一歩、高木奏に近づくと、

「彼女が今どこにいるか知っている?」

と、聞いた。

「それは分かりませんが、こんなメールが来て。」

と言って、ポケットから携帯を取り出すと、画面を高遠副社長に見せた。


奏ちゃん

突然いなくなってごめんね。
今はまだ事情は話せませんが、落ち着いたら必ず連絡します。
病気とか事故とか借金とかじゃないから、その点は安心してね。

                      美夕


「ありがとう。高木さん。もし、春名さんから連絡が来たら、私にも教えてください。」

「はい。分かりました。」

と言って、二人は別れた。


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