【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
 そしてこちらはノエル。ジョアキナから話を聞いた彼女は、彼の足を踏んだ。
「ジョア。リーンは大事な私の友達よ」

「それを言うなら、イブも私の大事な友人だ。友人の幸せを後押ししたいと思っている」

「リーンはね。知らない国で知らない人たちに囲まれて、とても心細いのよ。だから部長に頼んだの」

「その役目がイブでは力不足だと言いたいのか? 同じクラスで共に生徒会で一緒に仕事を行っている」

「それを決めるのは私ではないわ。リーンは部長の代わりにイブが行くことを知っているの、ということを聞きたいのよ」

「それは」
 ジョアキナは答えることができない。何しろノエルにも言っていなかった。ノエルからアイリーンに伝わることを恐れたから。

「彼女には言っていない」
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