【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
「あら。嬉しい相談ね。私もね、できれば作品は国境を越えてたくさんの人に読んでもらいたいと思っているの。もちろん、私自身の作品もそうだけれど、このアスカリッドには他にもいい作品がたくさんあるわ」

「はい」

「アイリーンちゃんが、アスカリッドの文化を学ぶためにこちらに来ているっていう話は聞いてはいたけれど……。私の作品は、プーランジェ語にしてもらってもオッケーよ。他の作品については私の方で確認しておくわ」

「ありがとうございます」

「楽しみだわ。私の作品がプーランジェに広まるのが」

 と楽しそうに笑っているアデライードを見ながら笑みを浮かべているアイリーンではあるが、実際、プーランジェでアスカリッドでの甘美を受け入れてもらえるかどうかはわからない。それでも、わからないからやらないのではなく、わからないからやってみたい、という気持ちもある。アデライード本人からもこうやって背中を教えてもらえたことは、これからの活動への自信にもつながる。
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