【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
「現実では限りある経験だけれど、物語の中では無限に経験できる。素敵じゃない?」
「はい。まさしく」
「だから、広めたの。推奨したの。そしたら、受け入れてもらえたの。すごくない? みんな甘美小説を読んで、心をうっとりとさせるのよ。それが心の栄養よ」
「はい」
「だから、甘美小説が好きなことは後ろめたいことでもなんでもない」
「はい。ですが、もし仮にそのイブ様とそういうことになった場合、お伝えしておかなければならないことが一つありまして」
もう一度アイリーンが言う。全ての会話の主導権をユミエーラに持っていかれてしまったからだ。
「リーンが、甘美小説が好きっていうこと以外にもあるの?」
ユミエーラの問いにコクリと頷く。
「はい。まさしく」
「だから、広めたの。推奨したの。そしたら、受け入れてもらえたの。すごくない? みんな甘美小説を読んで、心をうっとりとさせるのよ。それが心の栄養よ」
「はい」
「だから、甘美小説が好きなことは後ろめたいことでもなんでもない」
「はい。ですが、もし仮にそのイブ様とそういうことになった場合、お伝えしておかなければならないことが一つありまして」
もう一度アイリーンが言う。全ての会話の主導権をユミエーラに持っていかれてしまったからだ。
「リーンが、甘美小説が好きっていうこと以外にもあるの?」
ユミエーラの問いにコクリと頷く。