【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
 父親の仕事はさすがに早い。もう一つだけ気になることを訪ねる。

「あの、ライの方は?」

「うーん。ちょっといじけているけれど、大丈夫じゃないかな」

 それは絶対に大丈夫ではない、と思う。
 ライオネルにも心から好きだと思えるような女性と出会っていただきたい。

 イブライムの視線を感じたため、父親との会話を要約して伝える。ただし、ライオネルとの件を除く。

「よかったな、リーン」
 イブライムに言われたが、何がよかったのかさえもよくわからなくなってきた。
 プーランジェの陛下がイブライムとのことを認めたことなのか。アスカリッドにいても父親の仕事の手伝いができることなのか。まあ、全部がよかったと言えばよかったことになる。

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