【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
「リーン。迷うといけないから、生徒会室まで送ろう」
後ろからイブライムが追ってきた。
「そうしてもらいなさい」
ステージ上のダンカンの笑顔が輝いていた。これは、断るに断れない、という状況だ。
「はい、ありがとうございます」
としか言いようがない。また二人で並んで歩く。
さて、困った。話題が無い。ノエルの時と同じような話題で盛り上がれるわけもない。前世では、天気やらテレビやらの話題を振ると会話が続くとも言われていたが、残念ながらこの世界にテレビは無い。ラジオと新聞はあるが。さて、どうしよう。
この気まずい空気の中、先ほどの階段を上る。あまりにも気まずすぎて、一段踏み外してしまった。体のバランスを崩し、膝をつくかと思われたとき、左脇から何かが差し込まれて、ふわりと身体が浮いた。それのおかげで、どこもぶつけずに済んだ。
「リーン。気を付けないと」
イブライムが笑っている。その左脇に差し込まれたものは彼の左腕。見事に胸の膨らみにも当たっているのだが、彼はそれに気付いているのだろうか。
「あ、はい。ありがとうございます。もう、大丈夫です」
後ろからイブライムが追ってきた。
「そうしてもらいなさい」
ステージ上のダンカンの笑顔が輝いていた。これは、断るに断れない、という状況だ。
「はい、ありがとうございます」
としか言いようがない。また二人で並んで歩く。
さて、困った。話題が無い。ノエルの時と同じような話題で盛り上がれるわけもない。前世では、天気やらテレビやらの話題を振ると会話が続くとも言われていたが、残念ながらこの世界にテレビは無い。ラジオと新聞はあるが。さて、どうしよう。
この気まずい空気の中、先ほどの階段を上る。あまりにも気まずすぎて、一段踏み外してしまった。体のバランスを崩し、膝をつくかと思われたとき、左脇から何かが差し込まれて、ふわりと身体が浮いた。それのおかげで、どこもぶつけずに済んだ。
「リーン。気を付けないと」
イブライムが笑っている。その左脇に差し込まれたものは彼の左腕。見事に胸の膨らみにも当たっているのだが、彼はそれに気付いているのだろうか。
「あ、はい。ありがとうございます。もう、大丈夫です」