冷徹ドクターは懐妊令嬢に最愛を貫く
蝶子は素直にこくりとうなずいた。時間をかけて優しく愛撫すると、そこは少しずつほぐれてきて淫らな水音を発するようになった。蝶子の身体がすっかりとろけきったのを確認してから、晴臣は優しく彼女のなかに侵入した。
「あうっ」
彼女は『痛い』とも『嫌だ』とも一度も口にすることはなく、懸命に耐えていた。その健気さが晴臣の胸を甘くする。彼女を気遣いながら、ゆっくりとその身体を探っていく。それを繰り返していくうちに、彼女の声音からは苦痛の色が消えた。悦びに満ちた喘ぎをあげる彼女が愛おしくてたまらない。幸福と快楽だけを与えて、ほかの男の視線などすべて遮って、この腕のなかに閉じこめておけたら……。
『好きだ、蝶子』
思わずそう口走りそうになった自分に、晴臣ははっとして言葉を止める。
(いくらなんでも、先走りすぎだな)
初恋に溺れる少年のようになってしまっている自分に苦笑を漏らした。彼女が色恋に疎いであろうことは間違いない、あまり急ぎすぎるとかえって逃げられてしまいそうだ。
どうしても彼女を逃がしたくない、この瞬間、晴臣はたしかにそう感じていた。
「あうっ」
彼女は『痛い』とも『嫌だ』とも一度も口にすることはなく、懸命に耐えていた。その健気さが晴臣の胸を甘くする。彼女を気遣いながら、ゆっくりとその身体を探っていく。それを繰り返していくうちに、彼女の声音からは苦痛の色が消えた。悦びに満ちた喘ぎをあげる彼女が愛おしくてたまらない。幸福と快楽だけを与えて、ほかの男の視線などすべて遮って、この腕のなかに閉じこめておけたら……。
『好きだ、蝶子』
思わずそう口走りそうになった自分に、晴臣ははっとして言葉を止める。
(いくらなんでも、先走りすぎだな)
初恋に溺れる少年のようになってしまっている自分に苦笑を漏らした。彼女が色恋に疎いであろうことは間違いない、あまり急ぎすぎるとかえって逃げられてしまいそうだ。
どうしても彼女を逃がしたくない、この瞬間、晴臣はたしかにそう感じていた。