天才幼女錬金術師に転生したら、冷酷侯爵様が溺愛パパにチェンジしました!
 とはいえ、五歳児なので、そんなにしっかりとした勉強をするわけではない。今までの文字の読み書きの時間に魔術書を読む時間が追加されたのだ。あとは、基本的なマナーくらいのもの。計算は、六歳になったら学ぶことになっている。

(もし、私がすごい魔術師になったら……)

 絵本を読みながら、ミリエラは考える。この絵本は、魔術の入門書だ。どんな形でマナを活用すればいいのかが書かれている。

 錬金術も魔術の一種なのだが、体内のマナを使い精霊の力を借りて発動するのが魔術。

 そして、体内のマナを使い、精霊の力を魔石やその他の物体に固定し、扱いやすいようにするのが錬金術と分けられているそうだ。

 魔術は、多量のマナを必要とするため、専門の訓練を積んだ魔術師にしか操ることはできない。そして、魔術師になるのはかなり大変なのだという。

 錬金術師も同様に、錬金術師になるまでは大変なのだが、錬金術師の発明した魔道具は、マナさえ持っていればどんな人にも扱うことができるというのが違いだろうか。

 また、魔物との戦いに使う武器や防具の中にも錬金術を使って特定の効果を持たせたものもあるという。

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