君のとなりで恋をします。【番外編】
「自分の夫の引退パーティーで乾杯の音頭待てないとか…
ふっ…ははっ。香純らしいや。」
「…まぁ、香純だからな。
大目に見てやってくれ。」
「ちょっと、桜河。それどういう意味?」
「もう、桜ちゃんと香純はすぐそうやって言い争いするんだから!」
「あー、もう!
なんでもいいや!乾杯!!」
半分ヤケクソな葵斗の乾杯の音頭で、パーティーはスタートした。
それからはもう、言うまでもなくどんちゃん騒ぎ。
酔って号泣し始める葵斗と、その横で呆れ顔の咲花。
そんな葵斗を弄りまくる私と桜河をなだめるのは、もちろん柊吾の役目。
私たち5人は、何年経っても何歳になっても相変わらず。
高校時代は色々あって、一時は関係が崩れかけたこともあったけど…
今でもこうしてみんなと笑い合うことが出来るのは、やっぱり〝幼馴染みの絆〟ってやつがあるからかな?
これから先、おじいちゃんおばあちゃんになっても、きっと私たちはこんな風に笑い合うんだろうな。