君は。
「澪…」
「へ?」
「君の名前。澪って言うんだ」
「うっうん」
「じゃあ澪。これ落としたよ」
「へ?あっ、消しゴム…こんなの拾わなくて良かったのに」
「なんで?」
「なっなんでってそれは…」
「こんなのじゃないよ。これは間違った物を消してくれる大事な物だよ」
「大事な…もの」
「うん。だから"こんなの"なんて言わないで」
これが初めて直と話した会話。
直は小さな物でも大事にしていた。
それは太陽も同じで、俺の腐ってしまった感性とは違い、純粋で真っ直ぐだった。
太陽と直は元々幼稚園が同じで仲が良かったらしい。あの会話の後、二人は毎休み時間俺に話しかけてきてくれた。いつの間にか隣にいてくれたのだ。
「へ?」
「君の名前。澪って言うんだ」
「うっうん」
「じゃあ澪。これ落としたよ」
「へ?あっ、消しゴム…こんなの拾わなくて良かったのに」
「なんで?」
「なっなんでってそれは…」
「こんなのじゃないよ。これは間違った物を消してくれる大事な物だよ」
「大事な…もの」
「うん。だから"こんなの"なんて言わないで」
これが初めて直と話した会話。
直は小さな物でも大事にしていた。
それは太陽も同じで、俺の腐ってしまった感性とは違い、純粋で真っ直ぐだった。
太陽と直は元々幼稚園が同じで仲が良かったらしい。あの会話の後、二人は毎休み時間俺に話しかけてきてくれた。いつの間にか隣にいてくれたのだ。