キス魔な御曹司は親友の妹が欲しくて必死です
「ねむい……」
時計を見れば夜の十時。
今日もリビングでうとうととしてしまってうーんと腕を伸ばした。
昨日もなんだか眠くて、リビングで寝ちゃってお兄ちゃんに怒られたけど今日はお兄ちゃんは帰ってこない。
なんだろうこの罪悪感。
なんか、このままずっと喧嘩したままだったらどうしよう。
ちょっと不安になったとき、ピンポンとチャイムが鳴った。
「こんな時間に誰?」
眠い目を擦りながらインターフォンのカメラを見てはっと目が覚めた。
焦って小走りに玄関に向かい勢いよくドアを開けた。
「あっぶねっ、頭かち割る気かよ」
呆然と見上げた先に危なくドアに頭がぶつかるところだったらしい智成が渋い顔して立っていた。
「……なんで?」
「陸翔は出張だからひとりで留守番寂しいだろ? だから泊りに来た」
気を取り直した智成がにっと笑って玄関に入ってきた。
本気で泊まるつもりで来たらしい大きなカバンを持ってなにも言えずにいる私の横を通り過ぎリビングにズカズカと入っていく。
仕事が忙しく暫くは逢えないかもなんて言ってたのはたった数日前で、私は逢えない寂しさを覚悟していたっていうのに。
「ああ~疲れた。もう少し早く帰ってくるつもりだったけど結局こんな時間か」
我が物顔でポイポイと着ていたスーツやネクタイをソファーに放る智成の背中に体当たりした。
「おっと、茉緒?」
「なんで? 暫く逢えないって言ったばかりじゃない」
「鬼の居ぬ間に逢いに来ない手はないだろ? 陸翔が帰ってくるのは四日後だ。それまで俺がここに泊る。いいだろ?」
振り返った智成はにやりとしたり顔で私の顔を覗き込む。
お兄ちゃんがこのこと知ったらそれこそ鬼の形相で怒るだろう。お兄ちゃんに角が生えた姿を思い浮かべて怖いとおもいつつ、うれしくてつい笑ってしまった。
時計を見れば夜の十時。
今日もリビングでうとうととしてしまってうーんと腕を伸ばした。
昨日もなんだか眠くて、リビングで寝ちゃってお兄ちゃんに怒られたけど今日はお兄ちゃんは帰ってこない。
なんだろうこの罪悪感。
なんか、このままずっと喧嘩したままだったらどうしよう。
ちょっと不安になったとき、ピンポンとチャイムが鳴った。
「こんな時間に誰?」
眠い目を擦りながらインターフォンのカメラを見てはっと目が覚めた。
焦って小走りに玄関に向かい勢いよくドアを開けた。
「あっぶねっ、頭かち割る気かよ」
呆然と見上げた先に危なくドアに頭がぶつかるところだったらしい智成が渋い顔して立っていた。
「……なんで?」
「陸翔は出張だからひとりで留守番寂しいだろ? だから泊りに来た」
気を取り直した智成がにっと笑って玄関に入ってきた。
本気で泊まるつもりで来たらしい大きなカバンを持ってなにも言えずにいる私の横を通り過ぎリビングにズカズカと入っていく。
仕事が忙しく暫くは逢えないかもなんて言ってたのはたった数日前で、私は逢えない寂しさを覚悟していたっていうのに。
「ああ~疲れた。もう少し早く帰ってくるつもりだったけど結局こんな時間か」
我が物顔でポイポイと着ていたスーツやネクタイをソファーに放る智成の背中に体当たりした。
「おっと、茉緒?」
「なんで? 暫く逢えないって言ったばかりじゃない」
「鬼の居ぬ間に逢いに来ない手はないだろ? 陸翔が帰ってくるのは四日後だ。それまで俺がここに泊る。いいだろ?」
振り返った智成はにやりとしたり顔で私の顔を覗き込む。
お兄ちゃんがこのこと知ったらそれこそ鬼の形相で怒るだろう。お兄ちゃんに角が生えた姿を思い浮かべて怖いとおもいつつ、うれしくてつい笑ってしまった。