政略結婚のはずですが?~極甘御曹司のマイフェアレディ計画~
隙を見て携帯を確認したら零士さんから、あれだったら迎えに行くから連絡しろとメッセージが入っていた。
「あのー、私そろそろ……」
おずおずと手を上げ、申し出てみる。
――しかし。
「えー、もう帰るのー!?」
「もしかして帰ってこいとか言われたとか?
旦那さん、厳しすぎなーい?」
すぐにブーイングの嵐が巻き起こった。
「あ、えと。
そういうわけじゃないんですが」
ううっ。
私だってもうちょっといたい。
でも零士さんが帰っているんだから早く帰りたいというのもある。
「その。
……じゃあ、あとちょっとだけ」
あと三十分だけ。
次、いつ会えるかわからないし、零士さん許してください……。
……なんて言い訳した私が目を覚ましたのは、古手川さんと一緒の毛布の中だった。
「へっ!?」
目を覚ました瞬間、一気に血の気が引いていった。
あれから断りきれずに飲んで、寝落ちたのまでは百歩……一万歩譲ってよしとする。
でも、古手川さんと一緒の毛布なんて……!
「あのー、私そろそろ……」
おずおずと手を上げ、申し出てみる。
――しかし。
「えー、もう帰るのー!?」
「もしかして帰ってこいとか言われたとか?
旦那さん、厳しすぎなーい?」
すぐにブーイングの嵐が巻き起こった。
「あ、えと。
そういうわけじゃないんですが」
ううっ。
私だってもうちょっといたい。
でも零士さんが帰っているんだから早く帰りたいというのもある。
「その。
……じゃあ、あとちょっとだけ」
あと三十分だけ。
次、いつ会えるかわからないし、零士さん許してください……。
……なんて言い訳した私が目を覚ましたのは、古手川さんと一緒の毛布の中だった。
「へっ!?」
目を覚ました瞬間、一気に血の気が引いていった。
あれから断りきれずに飲んで、寝落ちたのまでは百歩……一万歩譲ってよしとする。
でも、古手川さんと一緒の毛布なんて……!